お買上げフルセット 550,000円(税抜)
朱色がかかった淡くやさしいピンク、朱鷺色(ときいろ)。翼が朱色の鳥、朱鷺がこの色の由来です。学名「ニッポニア・ニッポン」、今では天然記念物の朱鷺ですが、この名がつけられた江戸時代では多く見られ、日本を代表する美しい鳥でした。千歳緑(せんざいみどり)は、松の葉のような深い緑色のことで、常緑の松は長寿の象徴でした。千歳緑は、それにあやかり千年の後も変わらない緑を表す縁起の良い色名です。
そんな朱鷺色×千歳緑の彩りに桜文様が華やかに咲く、二十歳を彩る至高の一枚に染め上げました。
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お買上げフルセット 480,000円(税抜)
落ち着いた紅色で、古来の食物染料の名前からつけられた蘇芳(すおう)。江戸時代に始まったとされ、装飾にはかかせない人気の色でした。また、呂色(ろいろ)は、黒漆の色のこと。漆工芸技法の一つ、呂色塗からきた色名です。黒は、女性の艶やかな髪の形容詞「濡羽色」や文字通りの「墨色」など、多くの言葉で表現される日本人の感性あふれる奥深い色です。
蘇芳色×呂色の個性的な彩りで、慶賀の梅文様を描いた振袖は、そんな日本の伝統の強さと華麗さを表しています。二十歳の晴れのスタートにふさわしい格式を添えて。
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